蝶々とイチゴとМ.М ２０２５年３月６日 |
『花蝶屋の三人娘』が、本日刊行されました。 トップページにも記しましたが、小学館のWeb小説誌＜小説丸＞さまに 著者PRエッセイを掲載していただきました。 有馬の初エッセイ、御覧いただけましたら嬉しく思います  よろしくお願いいたします。 https://shosetsu-maru.com/yomimono/essay/kachouya 時代小説がお好きな方はもちろん、今まであまりお馴染みのなかった方にも、 お気軽にお手に取っていただきたいと願っております。 麗しい三人娘の活躍を、是非、お楽しみくださいませね！！  完璧に美しい装画は、たかなししん氏に描いていただきました。 お蘭もお藤もお桃も、見惚れてしまうほどの美女で、作者としまして 感無量でございます。 帯のコピーには恐縮してしまいますが、精進して参りますので、 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 本の右側に置きましたのは、私が愛用している蝶々モチーフのバレッタ いくつになっても、バレッタなど髪留め類は大好きです。笑 江戸時代の女性が簪や櫛に凝ったという気持ちが、よく分かります。  この時季は、やはりイチゴ！ 発売記念といいますことで、皆様にもお裾分けを(*^-^*) とちあいか、です。甘くてみずみずしくて、頬っぺたが落ちそう〜〜〜  ああ、なんて素敵な香りなのでしょう！！ イチゴはそのまま食べるのがベストと思っていますが、チョコレート |
残暑お見舞い申し上げます ２０２４年８月２４日 |
ホームページを始めました。 メッセージは気まぐれに綴って参りますので、お手透きの時にでも 御覧いただけましたら嬉しいです。 暦の上では処暑を過ぎましたのに、蒸し暑い日が続いておりますね。 お盆が明け、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。 皆様、お身体くれぐれもお大事になさってくださいませ。 不安定なお天気や地震など、気懸かりなことがございますので、用心して 参りましょうね。 何事もなく平穏でありますよう、切に願っております。 ところで、はたご雪月花シリーズの第七弾『恵む雨』が刊行されました。 御興味を持っていただけましたら、お目をお通しくだされば、幸甚に 存じます。 失礼なお客さんに纏わる事件、そして里緒と隼人の仲はどのようになって 参りますか、お楽しみくださいませね。 装画は、おとないちあき氏、デザインは片岡忠彦氏に手がけていただき ました。 いつも素敵なカバーを作っていただいております。  お気に入りの喫茶店で、ほっと一息。 この時季は、やはりかき氷。飲み物は柚子茶を選びました。 かき氷はふわふわと蕩ける口当たり、柚子茶は香りと仄かな甘みが心地よく、 どちらもとても美味しゅうございました。 私は抹茶味、特に宇治金時が好きですが、皆様は何味をお好みでしょうか。 苺やレモンも爽やかな味わいで、惹かれます。 清少納言もかき氷がお好きだったようで、上品なものであると、枕草子で 綴っていますね。 あてなるもの。（中略）削り氷に甘葛入れて、新しき鋺（かなまり）に 入れたる。 上品なもの。かき氷に甘葛をかけて、新しい金の器に入れたもの。 ということでしょうか。 甘葛（あまづら）とは、甘茶蔓から作る、当時の甘味料だったとのこと。 一度味わってみたいです。 当時のかき氷、とても贅沢なものだったと思われます……。 おそらく少納言は、かき氷の透きとおった涼しげな見た目に、みずみずしい 品のよさを感じたのでしょうね。  百日紅のお花が咲いていました。夏ですね。 |
